弊社について

Susanne Rost-Aoki

「酒コントアー」ストーリー

2004年夏に出かけた日本旅行。「酒コントアー」ストーリーは、オーナーであるズザンネ・ロスト=青木が名古屋の友人たちに最高級の大吟醸酒を振る舞われたことがきっかけで始まりました。

オペラの舞台監督を目指し演出を大学で学んだロスト=青木は、水と米というたった2つの素材から成り、純粋で自然のミニマルさが魅力的な日本酒が、それ自体、独自の芸術形態であるとそのとき確信しました。

そして名古屋城、徳川美術館、熱田神宮という刺激に満ちた環境の中で、最高級の日本酒を輸入したいという思いが生まれ、それを飲食店、卸売・小売業者、消費者へ提供することで、日本の酒文化とは何かをしっかり伝えていく必要があると考えました。

ベルリンに戻り、「酒コントアー」を設立したのは2004年10月1日、日本酒の日でした。

その後、テイスティング本やセミナー、または日本で開催される試験の問題用紙など日本酒に関する入手可能な文献を集中的に調べると同時に、都市部から離れた地方の蔵元に何度も足を運びました。

最初の数年間は取引先販売およびオンラインショップ専門だった「酒コントアー」でしたが、2010年10月にはシュプレー川沿いオストハーフェンから近いフリードリヒスハイン=クロイツベルク区に販売店を設けました。

こうしてヨーロッパに初めてお客さまが日本酒を直に味わえる専門店が完成したのです。

多数の展示会出展をはじめ、試飲会・講演会・セミナーの開催、さらには様々なPR活動を経て、ズザンネ・ロスト=青木は専門家として2012年、ドイツ語として初めての日本酒案内書を出版する機会をいただきました。同書は、プロの写真家が現地で撮影した色彩感あふれる作品を多数織り交ぜた高品質なデザイン書としてもお楽しみいただくことができます。

ハンブルクの「99pages」出版より発行されたこの『Sake – Das Getränk der Götter(日本酒‐神々の飲み物)』は、パリのグルマン料理本賞、世界料理本賞、ならびにドイツ美食アカデミー(GAD)の文学賞を受賞しています。

今日、私たちの努力が実を結び始め、ドイツでの日本酒の人気が高まっていることを非常に嬉しく思います。その可能性はまだまだ尽きることを知りません。また、日本国内における日本酒シーンにおいても新たな発見が次々と生まれているため、思いがけない出会いがこれからも多く待ち受けていることでしょう。

ズザンネ・ロスト=青木は、日本酒という芸術作品との個々の出会いを大切にしながら、盃に注がれた崇高な“音楽”をお客さまへお届けできることに誇りを感じております。

ズザンネ・ロスト=青木

ドイツ・ギーセン生まれ。ボン、ハンブルク、ルツェルン、バーゼルを経て現在はベルリンに在住。剣道スクールを経営する日本人男性と結婚している。

2007年と2008年に東京の日本酒エデュケーション・カウンシル(SEC)にて「SECプロフェッショナル上級」の資格を取得。また「WSET日本酒レベル3」を取得している他、インターナショナル・ワイン・チャレンジ・ロンドンと日本酒サムライ協会から贈られる「日本酒功労者賞2013」の受賞者でもある。

当店の日本酒品揃え

当店で取り扱っている商品はすべて日本の蔵元で弊社が厳選し、直輸入しているお酒です。私たちは日本酒が持つ味わいとその文化を消費者の方々をはじめ、飲食店・その他取引先の皆さまにお届けしています。

また弊社では、日本酒文化を皆さまにより深くお楽しみいただけるよう、高級酒はもちろんのこと、小さな蔵元で造られた一般には知られていない上質な日本酒や季節のお酒、そしてスタンダードな銘柄にいたる幅広い品揃えをご用意しております。

またお酒の鮮度を維持するために、弊社はリーファーコンテナを使って日本からの輸入を行っています。

輸送後の商品は大型冷蔵倉庫に保管され、そこからお客様ならびに弊社販売店まで配達されます。

しかし、幅広い品揃えと輸入における適切な品質管理がすべてではありません。弊社では、日本酒に関するご相談に加え、包括的なサービスをお客さまにご提供しております。

サービスには、日本酒名の独訳を含む商品と蔵元の詳細情報が記載されたドイツ語裏ラベルの作成やそれに基づく各種専門知識の提供、ならびにセミナーや試飲会の主催なども含まれています。

スタッフ紹介

Susanne Rost-Aoki
ズザンネ・ロスト=青木
オーナー

SECプロフェッショナル上級
WSET日本酒レベル3

Anselm Huppenbauer
アンゼルム・フッペンバウアー
販売担当

SSA 日本酒認定
ソムリエ

Mitsuyoshi Aoki
青木光義
アドバイザー

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プレスレビュー(抜粋)

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Der Geist im Reis | Der Tagesspiegel | Januar 2018

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Sowas von geschliffen | Vinum | September 2017

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SAKE KONTOR Berlin | Tokyo Shimbun | September 2017

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Der Harmonische & Der Schäumende | Tagesspiegel Genuss Magazin | Juni 2017

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Was für ein feiner Begleiter! | Der Tagesspiegel | Juni 2017

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Serie Sake: Was ist Sake und wenn ja, wieviele? (Link zu Embassy of Japan)
Neues aus Japan – Magazin der Botschaft von Japan | Mai 2017
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Sake Kontor Berlin (pdf) | Pen Magazine Tokyo | Nr. 394 November 2015
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Es gibt Reis, Baby! | Gala Men | April 2012

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Das Getränk der Götter | Daihatsu Kundenmagazin d-motion | April 2012

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Im Pavillon der Träume | Berliner Stadtmagazin zitty | Februar 2012

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Gutes Geschäft | Der Feinschmecker | Februar 2012

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Die Sake-Revolution | Essen und Trinken | September 2011

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